2023年9月 カタルーニャ・ニュースレター

Catalunya Logo

Barcelona

毎日まだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

カタルーニャも暦の上では秋ではございますが、まだ暑いそして熱い夏の最後を締めくくるお祭りなど、9月もたくさんのイベントが盛りだくさんです。

今回のニュースレターも、メルセ祭り、来年に控えたアメリカスカップの予選予備レース情報など、最新情報をお届けします。

 

※このメールは過去に名刺交換させていただいた皆さま、あるいは当局のセミナー及びキャンペーンなどにご登録いただいた皆さまに対して、配信しております。

今年も開催、2023年メルセ祭り

夏休みが終わり9月に入ると、バルセロナ市民はお祭りモードになります。毎年9月24日前後にバルセロナ市の市民祭り「ラ・メルセ」、メルセ祭りが開催されます。

今年のメルセ祭りも、人間の塔、コンサート、ストリートアートフェスティバル、伝統的な踊り、花火など、盛りだくさんの内容で開催されます。

9月22日から25日まで24時間お祭りムードのバルセロナへ足を運んでみませんか?

詳細プログラムは下記よりご確認ください。

詳細はこちら

第37回アメリカス・カップの幕開け

来年8月よりバルセロナで開催が決定している第37回アメリカス・カップですが、チャレンジャーセレクションシリーズ前のウォームアップレースとして予備予選レースというものがあるのをご存じでしょうか。

2023年9月14-17日までバルセロナ近郊の町ビラノバ・イ・ラ・ジェルトルにて1回目のレースが開催されます。

その後、サウジアラビアのジェッダにて11月に2回目のレース、3回目は来年8月にバルセロナで行われます。

熱い船上の戦いがいよいよ始まります。本選は来年ですが、今から楽しめるアメリカス・カップから目が離せません。

さらに詳しく

「Disfrutar」

世界のベストレストラン2位に

サン・ペレグリノ社が主催する世界のベストレストラン50店にバルセロナの「Disfrutar」が第2位に輝きました。

Disfrutarはあの伝説のレストラン「エル・ブジ」で出会った3人のシェフがレストラン閉店後、モダンな技術と上質な食材を使用し料理のイノベーションの領域で限界に挑戦するために立ち上げました。

なかなか予約が取れないレストランで有名ですが、Disfrutarのカジュアル版レストラン「Compartir」もありますので、是非一度お試しください。

さらに詳しく

バルセロナ公立図書館が今熱い!

先日8月21日に国際図書館連盟(IFLA)より発表された2023年最優秀図書館(ライブラリー・オブ・ザ・イヤー)にバルセロナ市のGabriel García Márquez図書館が選出されました。

ラテンアメリカ文学でノーベル賞も受賞をしているガブリエル・ガルシア・マルケスに因んだ名前の図書館で、建築的にも機能的にもSDGsに基づき優れており、24万人の住民にとって中心的なコミュニティハブとして地域社会の貢献度も認められました。

今年の選考には、11か国から選ばれた16の図書館が出場しました。最終候補は、オーストラリアのフィーヴェ図書館内のパラマッタ図書館、中国の上海図書館東館、スロベニアのヤネズ・ヴァイカルド・ヴァルヴァソル図書館があり、その中から選出されました。

なお、Gabriel García Márquez図書館では全体が4000平米あり、LEED GOLD認証も取得。館内には4万以上の文献を保管し随時貸出可能となっております。

建築のみでも十分楽しめるようになっておりますので、一度足を運んでみてください。

さらに詳しく

伝説のエル・ブジが期間限定でオープン

皆様、あの伝説のレストラン、エル・ブジを覚えていますでしょうか。そうです、カタルーニャの北部ロザスにあったミシュラン3つ星の、50席しかなく最も予約の取れないレストランで有名なあのエル・ブジです。

2011年に惜しまれながらもレストランとしては閉店、その後料理の研究機関として今まで活動してきました。そして、2023年6月、期間限定ではありますが「エル・ブジ1846」というミュージアムがオープンされました。

実際のレストランだった場所を訪れ、写真、ビデオ、食事のサンプル、そしてテーブルウェアなどが所狭しと並び展示されています。

2023年は6月15日から9月16日までの限定オープンとなりますので、残り少ない時間ですがもし機会があれば是非訪れてみてください。

次回オープンはまた下記のサイトで発表されますので、楽しみに待ちたいと思います。

さらに詳しく

カサ・フステル(Casa Fuster)

今年はガウディの師匠でもあった建築家ドメネク・イ・ムンタネーの没後100周年を迎えます。ムンタネーと言えば、カタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院が有名ですが、こちらのホテルも忘れてはならない存在です。

バルセロナの目抜き通り、グラシア通りをずっと北に進んでいき、ディアゴナル通りも過ぎた先にカサ・フステルはあります。

マリアノ・フステル氏が愛する妻へ送るためにムンタネーに建築を依頼し、3つの大きなファサードが印象的な建物です。当時、大理石が高騰したため、バルセロナ市で一番建築費用が高い建物としてよく知られていました。建築費用にお金がかかりすぎたため、フステル家は1920年代初頭にこの家を後にしました。その後2004年にホテルとして生まれ変わるまで、理髪店や食料品店にもなりました。

カサ・フステルはドメネク・イ・ムンタネーの偉業の締め括りとなる作品であるとともに、バルセロナの全盛期を現代に残し伝える重要な建築です。

そんなアイコニックなホテルに宿泊してみませんか?

日本語ウェブサイトが新しくなりました!

インスタのフォローをお願いします!

お問い合わせ先

kumikoaso_ext@gencat.cat