第32回 お米の収穫祭 In デルタ・デル・エブロ

カタルーニャ州南部のデルタ・デル・エブロにて9月18日から10月2日までの間、第32回お米の収穫祭が開催されました。

 

お米の祭り

お米の田植え祭りとこの収穫祭は1年を通して、エブロの地域にとって象徴的なお祭りです。この二つのお祭りは現地の住民とお祝いに駆け付ける訪問客でいっぱいになります。デルタ・デル・エブロの文化と伝承においてカタルーニャの宝とも言える、秋の行楽シーズンには欠かせないイベントの一つです。

 

伝統的なお祭りはこの地域の各地で行われます。当時の機械化する前の手作業での仕事の流れを再現します。農家の人々がどのような暮らしをして、50年に満たない歴史のデルタ・デル・エブロで米作りをし、家族を養うために春先から夏の終わりまで毎日忙しなく働いた様子を実際に体験することができます。

 

住民たちはまず、草刈り鎌と家畜が引く運搬機を準備します。まさに過去に戻ったような光景です。また一方では地域のスター的食材の“エブロ米”をお披露目します。このお米がエブロ地域の経済を支え、文化となって継承されているのです。お祭りの後には、参加者全員にエブロ米のシーフードパエリアやアロス・ネグロ(イカ墨パエリア)が振る舞われます。

 

最後の締めくくりには、お祭りの中でも一番メインのローカルグルメや演劇、伝承遊びや伝統音楽が繰り広げられます。訪れた人たちと一緒にデルタ・デル・エブロの歴史を残そうと現地住民の生活を共にすることができます。

お米の収穫祭

今回の第32回目は、3週間に渡り開催され、毎週末には毎回違う村にてお米の収穫が行われました。9月18日にアルデア村から始まり、25日はアンポヤ村、10月2日にはアンポスタ村にて最後を飾りました。

お米の収穫祭はデルタ・デル・エブロの伝統的なお祭りのひとつです。収穫祭の前には田植え祭りが行われ、エブロ地域の各地でも数十年前と同様に手作業で田植えを行い、人々に伝え広める役割を担っています。

 

カタルーニャ州南部に位置するエブロ地域では、カタルーニャの色濃い文化と伝統が影響しています。

 

その中でも特筆すべきは世界遺産に登録されている先史時代の岩壁画とデルタ・デル・エブロ自然公園及び、ポルツ自然公園です。

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